2040年に高齢の認知症患者が584万人
先日、厚生労働省が、65歳以上の高齢者がピークを迎える2040年に高齢の認知症患者が584万人、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)患者が613万人に上るとの推計結果を公表しました。
2040年というのは16年後ですが、人生100年と言われる時代、今、50代60代の皆さんは存命である可能性も充分考えられます。
しかしながら、是非とも元気にその時を迎えたいものです。
認知症や認知症予備軍の中に入っていたくないものです。
そのための認知症予防、あれこれ考えておく必要があるでしょう。
食生活の改善、生活習慣の改善、運動や脳のトレーニング・・・・考えるべきことはたくさんあります。
積極的に外出して歩くこと、そして何かを考えながら歩くには吟行が最適です。
吟行とは俳句を作りながら歩くことを言います。
俳句には文字数のルールと季語を入れるというルールがあります。
それ以上の細かいことは最初は気にしなくていいでしょう。
日本の四季、あるいは二十四節気を感じながら空を眺め、風を感じ、木々の緑、咲き誇る季節の花の色を愛でること、日本人として産まれ育った我々が大好きな趣のある俳句作り。
言葉を入れ替えたり、言い換えてみたり、あれこれと考えることが脳のトレーニングとなり、認知症の予防、あるいは進行の抑制を図れます。
高齢者の見守りをテーマに活動をしてきたライフブレインズはこの春から、出張俳句教室や藤沢俳句散歩というイベントを通して認知症の予防、あるいは進行の抑制を多くの方にご提案したく存じます。