令和5年7月 七夕のご挨拶

7月になってもう1週間が経ってしまいました。 今日は七夕です。

コロナ禍が明けて、ご近所の平塚を始めとした全国各地のの七夕祭りも盛大に行われることでしょう。

そもそも七夕とは・・・天の川に隔てられた彦星と織姫とが七月七日の夜、年に一度だけ会うという中国の伝説にちなむ年中行事だそうです。 年に一度の逢瀬・・・・ロマンティックなお話です。 この男女のロマンティックな関係、和歌には多く詠われています。 17文字の俳句にはあまり多くないような印象があるかも知れませんが、そうでもありません。

桂信子という俳人がこんな句を詠んでいます。 『 ゆるやかに着てひとと逢ふ 蛍の夜 』 ・・・「蛍」は夏の季語で、求愛を示す「蛍の光」は和歌や俳句など多くの文学で「恋」のテーマとしてあつかわれることが多い言葉です。 「ゆるやかに着て」から始まるこの句は優美な雰囲気があり、また着物の襟を「ゆるやかに」着ることで、恋しい人に作者が心を許していることが伝わって来るそうです。

なんとなくいい感じですね?

蒸し暑い日が続いていますが、夜は蛍を探しに・・・新林公園にでも行ってみようかと思います。

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