非常持ち出し袋に・・・

先日、藤沢市が全戸配布してくれた「ふじさわ防災ナビ」、これを見ると藤沢市にも急傾斜地崩壊危険地区や土砂災害警戒区域があるものです。

近年のゲリラ豪雨、線状降水帯などで大雨が続き、土砂崩れが起きる可能性はどこにでもあるものです。

また、これには非常持出袋について書いてありました。

保存食やお水、さらに下着や防寒具や簡易トイレなどを常備すると良いとされています。

しかしながら靴が書いてありませんでした。まあ、靴は履いて避難するからなのかも知れませんが、運動靴、スニーカーなどがいいことは当たり前です。

普段、履きなれた靴・・・がビーチサンダルやハイヒールの人、革靴ばかりの人もいるかも知れません。

湘南の人々は一年中ビーチサンダルという人もいますね?それはとても湘南らしくて素敵ですが、非常時には不向きです。

災害時には、津波や大雨による洪水の際は、普段の舗装された道に、家屋の瓦礫、流木や土石などが転がっていないとは限りません。

夜間の避難もあるでしょうし、雨風が強ければ歩くのも非常に困難なはずです。避難の途中で土砂崩れや洪水に遭遇してしまうこともないとは言えません。

そこで、緊急時の避難には履きなれた靴にIDインソールを入れておくことをお勧めします。

土砂崩れ、洪水、津波被害などによって意識不明、心肺停止などといった際に、すぐに身元が分かるようにしておくことは本人にとっても、救助する側にとってもありがたいことです。

救助する側は、出来るだけ多くの人を出来るだけ短時間で救助しなくてはなりませんから・・・。

このようにIDインソールは、高齢の方で認知症で徘徊する可能性のある方ばかりではなく、災害時の備えとしてご用意いただくとよろしいかと思います。